諍いの世界、憎悪・怒りに囚われ走り出す心

世界が終わるとき人はその世界をなんて美しいのだろうと思ってこの世を去ることが出来るだろうか。

実際に去ることになった時、そんな事を考えている暇などないだろうけれど。

もし、そういった思いを感じる事が出来たのならそれは天命を迎える誰もが望むだろう幸せな眠りだろう。幸せ・・・・それは人それぞれ望むものは違うけれど、でも、願う事ならば同じであってほしいただ一つ争いのない平和な世の中であってほしい。

他にもあげるならたくさんある。自由であってほしいし、人種の差別なんてしないでもらいたい。それぞれの信仰する神様はとても大事だけれども、その信仰の教えであるかもしれないけれど、人の命を奪うことは誰にも許されていない事なのだから、どうか諍いを起こさず、せめて揉め事が起こったとしても、話し合いで収まって欲しいと願っている。

でも、きっといつの時代も諍いや戦争が起こるときには走り出した心は止まる事を知らず、ただ、がむしゃらに走っていくのだろう。怒りに、悲しみに、憎しみ、苦しみ、全ての感情に突き動かされて。いや、止まる事を知っているのかもしれない。

ただ、一度走り出せば、もうたちどまること、引き返すことは出来ないと自分を叱咤しているかもしれない。

その感情はその人を深く暗い泥沼のようなところへ引きずり込んでしまうのに。一度泥沼に嵌ってしまえば抜け出すことは容易なことではない。泥沼はもがけばもがくほどに相手を絡みとってしまい、疲労でもがく気すらもなくさせてしまうのだ。

争いごとなんて起こってほしくない。これからもずっと。日本でも。他の国でも。私は願うよ。もし私がいつか天命を迎えるその時が来たのなら、この世界で生きられてよかったと思えるように眠りたい。今、世界的に金融面も防衛面もいいとは言えない。それによって高まる人々の不満、怒り、苛立ち。でも、走り出したらきっと止まれないだろう。そして、止められないだろう勢いに流されて。

きっと、走り出して暴動を起こしたとしても、不満や怒りなどを政府などに伝えることは出来るかもしれない。でも、伝えるだけならば言葉がある。

暴動を起こすこともない。暴動を起こすだけの力があるのならば、前を一歩踏み出し歩き出すだけの知恵を皆で話し合えばいい。政治家が見逃している盲点を見つける事が出来るかもしれない。どうか、全ての視覚、聴覚を遮断して走り出してしまわないで。どうか差し出される手を見つけて。

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